焼き芋屋さんが熱い!

日本農業新聞1月24日付
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1月24日付けの記事です。
お断りしておかなきゃなりませんが
この焼き芋屋さんは期間限定で
1月29日までだそうです。
最近の焼き芋ってスイーツ並みに
甘くなってきましたがその理由はなんだか
ご存知でしょうか?
イモ自体の品種改良は勿論ですが
① 収穫後のキュアリングという保存方法
② イモのでんぷんを糖化する方法の進化
の二点が挙げられます

キュアリングって…なに?
収穫した薩摩芋を1~2か月間高温高湿度の部屋で
保存した後、普通の保存庫に移します
こうしますとイモの糖分が増え、
冬場の保存性もよくなるそうです
これがキュアリング処理で米国では
大正時代から行われていたそうです
たとえばJA行方のさつま芋などは
キュアリングしたものだそうですが
八百屋さんでは「キュアリング済」とか
表示していませんよね

イモをより甘く=糖化する方法
生のさつま芋をただ食べられるようにするだけなら
電子レンジでチーン…でOK
しかしこれでは糖化はあまり進みません
「石焼き芋」とか「素焼きの壺焼き芋」の場合は
石や素焼き壺の持つ「遠赤外線」効果で糖化が進むんですと
 このような「甘くする技術」を家庭で行うには・・・
① 焼くか蒸したさつま芋を半日くらい保温状態にする
これは炊飯器の保温機能を利用してもできます
② 輪切りにしてフライパンに並べ、蓋をして超低温で30分くらい
焦げないように焼き、蓋をしたまま一晩放置
翌日、再び超弱火で温める程度焼く
この焼き方でびっくりするほど甘くなりますの💛

壺焼きいもの資料映像です
『主婦之友』1931(昭和6)年2月号に載っていた
「女手でできる食物商売」から切り取りました
中国製素焼きの壺で底に炭火が入っています
この壺の中に針金にひっかけたさつま芋を
吊るして焼いていたんですと
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鳥インフル、中国で死者

日本農業新聞1月22日付
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鳥インフルエンザ、日本でも新潟、宮崎、北海道などの養鶏場で
発生したため、何十万羽もの鶏が殺処分されたニュース、
記憶に新しいですね
この鳥インフルエンザって渡り鳥によって
海外からも侵入してきますから
外国の情報にも気を付けておかないとイケナイ
おとなりの韓国では毎年のように鳥インフルエンザが発生
してるし、中国でも発生してます
気を付けなきゃならないのは中国が発表した
「ヒトが感染して死者が出ている」
という事ではないでしょか?
日本ではまだ
「ヒトには感染しないようだ」の
領域を出ておりませんが
中国ではすでに「死者が出た」なんですね
なーんでヒトにまで感染したんだろ
理由はいくつか推測できるでしょうがその一つに
「非衛生的な屠畜方法」が挙げられております
鳥にしても牛や豚でも日本では衛生管理の厳しい
屠畜場以外での屠畜解体⇒流通販売は認められておりません
(販売です。個人で勝手に獲って食べる事ではありません)
しかし中国では生きたままの鳥を市民が購入して自分ちで
自分の好きなように解体⇒調理しているようです
こういう現状が鳥インフルエンザがヒトへ感染する原因の
一つになってるのかもしれません
この記事の「ヒトへの感染数、死亡数」も
報道規制の厳しい中国で表面化した数字ですから
実際のところは???
・・・・・・・・・・・・・・・
鳥インフルエンザ騒動から何を学ぶべきなのか?
わたし思うに、「自然、天然、昔ながらの」信仰の危険性ではないか?という事です
ヒトの都合で作られる畜産物には薬剤やホルモン剤が使われることもあるから
昔ながらの天然の猪や渡り鳥を狩猟で獲って食べるのが
ヒトとして自然である・・・という考え方は基本的には
正しいと思いますが、同時に危険性(感染症や寄生虫等)=リスクも背負わなけりゃ
ならないことも納得しておくべきでしょね
鳥獣害を減らすためには猪や鹿などを獲って食べる、
欧州で云うところのジビエ文化の導入が必要では?と
言われだしています
出来る事ならそうしたい
しかし、鳥インフルエンザみたいな病気も有れば
寄生虫のリスクも有る
野生動物を獲って安全に食べる為には
殺してから数時間以内に血抜きや解体、消毒、冷蔵等の
処理をしなけりゃなりません
しかしそんな事ができる技術、施設、流通方法が
フツーありますか?
素人が動物を屠殺から解体、調理まで
衛生的にできるとはとうてい思えない
でもそれがフツーに行われているのが
この記事ではないでしょか
 鳥インフルエンザ問題は
ジビエとも大いに関係しているんですね
次回、ジビエについて。



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「農業カフェ」はじめませんか

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日本農業新聞2017年1月15日付

「農業カフェ」はじめませんか

というタイトルが目につきました
その記事の真上には
チョイとまじめなタイトルが……
「持続可能な暮らし再評価」
21世紀の豊かさ…という内容のシンポジウムが都内で開かれた
という記事です
 このような
「環境問題」や
「田舎暮らし、Iターン、Uターン」などに
関心のある人にとっては
興味あるセミナーなどが農業新聞には
よく掲載されています
たとえば……
「山羊サミット」とか
「甘藷シンポジウム」とか
一般紙ではあまり取り上げないような
しかし、食、エコ、農業、田舎 etc
関係の記事が結構ある
ただしっ!情報を得る為に参加するんだ!という
意思をしっかり持って参加しましょうね
別に主催者が利益目的で……とか言ってるんじゃないけど
主催する側は自分たちのアピールを知ってほしくて
行うものですから、「いい事ばかりに触れる」?のは
当然ですね
セミナーやシンポジウムに行けば
これまで知らなかった色々な事を知る事ができ、
いい勉強になる事は間違いありませんが
それらの知識を
「役に立つデータの一つ」として
自分の考えとすり合わせたり判断材料の一つにするような
用心深さも必要でしょ
昨今取り上げられてる貧困、格差、環境、食糧、
等の問題を自分で考え、自分の答えを出すための
知識、情報源として農業新聞は
面白い……と30年間、毎月2550円払って
読んでいるおいさんは思うのです



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道の駅 小さな拠点に:国交省、生活サービス機能集約

日本農業新聞1月12日

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国交省が「道の駅」を地域生活サービスの小さな拠点にしてゆこう!
という仕組み作りに本腰を入れ始めた……という記事です。
過疎化が進む中山間地では「買い物難民」問題が生じています。
役場の支所や出張所も閉鎖になったりして
住民の「不便」は増すばかり。
そんな過疎地でも道路沿いに作られた「道の駅」は
人気が有って、新鮮野菜、農家レストランなどを
めがけて人が集まっています。
その「道の駅」、2016年10月現在、全国に1107か所あるそうだ
この「道の駅」をかつての役場や農協みたいな
住民生活サービスの場として使ってはどーだろ?
という事のようです。
・・・・・・・・・・
同じ紙面のお隣には
公立図書館を地域振興や街づくりの場として
使う自治体が多くなっているという調査結果も掲載されていました
・・・・・・・・
道の駅⇒新鮮野菜と農家レストランだけ……
図書館⇒本が借りられるだけ……
しかしそこには人々を引き付ける魅力が有るから
人が寄ってくるわけだ。
だったら道の駅や図書館が地域住民の生活拠点になっても
おかしくはない。
大金投入してどでかい施設を作り、オリパラとか
観光客の誘致をしましょう!なんてことより
遥かに現実的ではないかしらん。

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軽トラ市

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日本農業新聞2017年1月10日


農業新聞ではごく普通の記事ですが
一般紙では珍しいでしょう。
農業生産者=農家が自分たちで作った野菜なんかを
トラックに山積みして定期的に「市場」を開く
トラック市が全国各地で人気!のようです。
店舗を構えるにはお金がかかる
流通業者に野菜を下ろせばマージンがかかる
しかし、トラック市ならトラックを停める
駐車スペース一台分の負担でお店が開ける!
そんな思いを持った農家が集まって週に一回とか
月に一回開くのが定期トラック市なんです

なにがいいって?ここがいい!
1;トレーサビリティ(生産経路)が一目でわかる
2;安い
 (もっと高くしろよ!と言いたくなる)
3;買い物困難地域に来てくれる
 (そういう地域の方が広いトラック市会場を確保しやすい)
4;地域のイベントなどにも出店が可能
 (東京都内でも開かれる)
5;ダメでもともと、万一やめちゃうにしても家賃等の
 問題が少なくて済む
 (店舗を持てば、家賃.人件費.光熱費etcの負担がきつい)
 Etc.
この「台所の穴」とリンクする宮城県の「よっちゃん農場
も地元でトラック市に参加しております
トラック市や軽トラ市は全国あちこちで
開催されていますからぜひ調べてみてくださいまし
もし自分で農業をやりたいとか
農産物の直売をやりたいと思っているなら、
また、新鮮野菜を地元で買いたいと思っているなら、
トラック市はおススメです
江戸時代の八百屋は天秤や曳き車で街中を
売り歩いていましたから、おかみさん達は
「ちょいとぉ~やおやさぁん」ってな感じで
お買い物ができていた
この利便性が現代ではトラック市に継承
されているのではないでしょか。




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農家レストラン成功例

日本農業新聞2017年1月9日
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本日の一押し記事
のどかな田舎でカフェとかレストランとか…。
地方、過疎地の活性化に農家レストランでもやろーか?
という気持ちは分かるが成功例より失敗例の方が多いようです。
そんな中でオープン以来17年間、売り上げ2000万円台
をキープしているんですと、宮崎市から車で3時間もかかる
山奥のレストランが……。

成功レストランの特徴は?
1;地元の山菜、猪、鹿などを食材とした
2;地元産の清流育ち米を天日干しにして使った
3;いろり、小川のせせらぎを「売り」にした
4;従業員は地元のおばあちゃん
記事を整理するとこのレストランの特徴ってこんなところですね。

ハテ、この成功が続くのでしょうか?
これは誰しもが思う事でしょう
「目新しさで一時的に人が来るだけさ」と言う声は
常につきものですが、開き直ってこう考えるのはどーでしょ?
「10年続けば御の字でしょ」と。
この記事の農家レストランはすでに7年間黒字経営しているし
この先の対策も考えているみたいです
料理のレパートリー不足⇒飽きられない味探し⇒
シェフ(プロ料理人)との交流…などで解消を模索しているようです。
おばあちゃんたちの高齢化⇒Iターン若者たちの導入と継承

この先、どーなってゆくのか?
農家レストランオープン⇒客を呼び込むためのバスツアー企画⇒
バスが通れるように道路整備を住民総出で行った
農産物販売や宿泊コテージも始めた。
農家レストランを起点にして事業が起こり
地域の活性化につながった
10年~20年間、産業として成り立てば
そこに関わってる人も食べて行けます。

「行列のできる店」!…だったが
一か月後には閑古鳥が鳴いていた店…の氾濫する今日
この記事は堅実なビジネスモデルではないでしょうか?
*日経新聞とは違ったビジネスモデルが見られるのが
 農業新聞の特徴なんですな
愛読歴30数年「魚柄仁之助の目」でした。


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日本農業新聞・今日の記事から食を読む 2017年1月7日

山本有二農相 米輸出 中国に照準 パックご飯売り込み促進
日本農業新聞2017年1月7日
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解説
日本国内での米の消費量は減少してます
米の生産は過剰気味なのにミニマムアクセス米として
一定量を輸入しなきゃならないもんだから
農相としては「頭がイタイ」
そこで輸出を考えた
余ったお米⇒輸出⇒外貨獲得⇒農水省のお手柄❢
とは言え、
ニッポンノ オコメ タカイデスネ
と言われ続けているのが実情です
そこで最近お金持ちたくさんになった中国に
狙いを付けたんだ
しかも炊かなくても食べられるパックご飯に……
中国からの観光客が日本製高級炊飯器を瀑買いしたのは
もう過去の事
高級ハイテク炊飯器で炊き上げたごはんが
一食分ずつのパックになって
電子レンジでチーン一発!とくれば
もう10万円もする高級炊飯器なんざ
見向きもしなくなるでしょう
歴史的にも中国や東南アジア諸国は
朝食すらも自宅で作らず
外食する率が高い民族ですから
今日の日本人以上に自炊よりは
外食を選ぶようになるでしょうね
・・・・・
小麦は粉に挽いて水、バター、鹽などで捏ねて
かまど(オーブン)で時間をかけて焼かなきゃ
食べられませんから「パンや」と言う店が成り立つ
こめは精米して水で短時間炊けば食べられるのに
炊きあがったごはんを売る「ごはんや」が
成り立つ時代が来そうですね
・・・・・・・・・
日本の食文化はどうなってゆくのでしょ?





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日欧EPAと日本の荒廃農地の関係は?

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(上)資料①日本農業新聞1月4日「日欧EPA交渉再開…」
(下)資料②日本農業新聞1月5日「荒廃農地8000h増」

まずは1月4日の「日欧EPA」です
アメリカのトランプさんは「TPP、いち抜けた~」と
宣言してますからいくら安倍首相が
「TPP、国会通したんだもーん」と言っても
TPPは成立しそうも有りません
そのTPPの陰に隠れてあまり注目されなかったのが
日欧EPAなんですね。
これ、日本対EUの経済連携協定、つまり貿易のルール作りです。
記事を読むと分かりますが
日本に対しては乳製品や畜産物の関税をかけるな
EUに対しては自動車関連に関税をかけるな
と言うのが主な主張ですね。
TPPとの大きな違いは対象品目に「米」が入っていないという事。
だからこれまで日本国内ではあまり話題にされてこなかったのでしょうが
EUが日本に「輸入しろ」と主張している乳製品の拡大量って
日本国内消費量よりずっと多いんですと。
消費しきれないほどの乳製品を輸入しなきゃならなくなったら、
しかもとんでもない低価格で…となったら
国内の酪農家は太刀打ちできません。
タダでさえ採算割れギリギリでやってる酪農家は廃業に追い込まれるでしょう。

そこで次の資料1月5日「荒廃農地8000h増」です。
農業を続けられなくなって「耕作放置」した農地は
荒廃農地となります。「放置」されてから時間があまりたっていない場合は
再生も可能ですが、時間がたつと再生困難に陥ります。
現在その「再生困難」の方がどんどん増えていることが
この記事でわかります。
食糧生産できていた豊かな農地が農地としての再生が困難な荒れ地になっている。
世界中で食料がだぶついているのでしたら
まだしも、最近の気候変動などを見ますと
食糧不足に拍車がかかるのは目に見えています。
気候温暖なこの国で「荒廃農地」って……どーする?

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