食べ方上手への道――原発事故後

●1● セシウム等放射線関係の情報の信頼性
 元々自然界に放射能はあるのですが、原発や原爆・水爆のような人為的核分裂・核融合からドッカーンと生じさせたのは20世紀に行われた核実験や、広島、長崎、ビキニ、チェルノブイリあたりからなんですね。人類にとって未知だった核分裂だから、当然データは取ってたようですが、先々どうなるか?なんて誰にもわからなかったし、今でも予測は難しいと思われます。
 そんな中での暫定基準値とか、そうあてになるものでもないでしょう。セシウムのような表面に付着するものなら、一時的に食用としなければ危険は回避できると思われます。このような科学的情報は政治屋で無く科学者から出される資料を基に、我々「食べる人」が判断すべきことでしょね。間違っても「せーふ」のお墨付きなんぞを求めないことでしょう。大切な人生をあのレベルの人々に委ねる度胸はありませんの。

●2● 何を食べるか?
 そもそも加工食品はどんなものを使っているやらようわからんような表示方法が認められていますから、【加工度】の低い食品を選ぶのが賢明かと。素性の分かる素材を入手し、自分で加工するのが安全でしょう。そのためには、大量流通させてる食品より、近場で小さく生産している野菜などの方がましだと思われます。しかしマスコミ報道では、牛肉が、ホウレンソウが、魚が……と、「あぶない!」の連発ですなぁ。テレビ制作に関わってるスタッフの中には「セシウム米」などとフツーに表現するメンタリティの方がかなり多いの。正直言って何をどのくらい食べたら危ないか?は誰にも言えないことじゃなかろうか? それは放射能に限らず、どんな食べ物でも同じでして、「これさえ食べてりゃ――」も無いし、「どれだけ食べても」いいなんてものも無いと思われます。より安全な食べ方、それは少量多品目を食べ過ぎない程度に食べることでしょね。

●3● 今後、食糧はまかなえるのか?
・TPP加盟で食糧生産はどうなるか?
・食糧生産を支えるエネルギーは?
・田畑の除染はできるのか?
 せーふの方々は自然エネルギーとか海外農地を強い円でもって購入するとか……ま、夢物語は国会だけにしておいて、ワシら生活者は実現可能なやり方で「食べ方上手への道」を進みたいものです。
 より豊か、より便利を目指して生産と消費を拡大してきた「無限大化」から、知恵と工夫で豊かさと便利さを手に入れる「無限小化」を選択する時が来たんではありますまいか?

魚柄仁之助

*WEBサイト「台所の穴」によせられたメールを基にお返事しました。余命30年を割った隠居の魚柄でした@2011.8.30 ニッポン放送「ごごばん」生放送のちょいと前、昼御飯のちょいと後。

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BS朝日 緑のコトノハに出演

魚柄さんが、BS朝日の番組み「緑のコトノハ」に5回連続で出演します。
出演日は、8月29日~9月2日までの5回、放映時間はよる8時54分~9時までです。
目黒のご自宅のロケして撮影されたもの。いくつかの本や雑誌で魚柄さんのご自宅は紹介されていますが、動画で見られるのはあまりない機会ですっ!

番組公式WEBサイト http://www.bs-asahi.co.jp/kotonoha/

「食の安全・安心」が求められる今、注目されているのが、食文化研究家の魚柄仁之助さん。魚柄さんは数多くの著作や講演を通じ、日本の伝統的な食文化の素晴らしさや、食材のユニークな利用方法などを発信してきた。そこに共通するのは、「食べ物を粗末にせず、使いきる」という昔ながらの哲学。魚柄さんが30年近く1日も欠かさずに記録し続けているのが、「食日記」。その日に買った食材・食べたモノをこと細かく全て記録し、自らの食生活を徹底的に分析し続けてきた。そしてこの「食日記」から数多くの著作が生まれた。そして普段のライフスタイルもまさに「魚柄流」。日の出とともに起き、明るいうちに原稿をペンで書く。暗くなったらなるべく早く寝る。自然のサイクルに沿った暮らしをすれば、電気もそれほど使わずに過ごせる。そんな「魚柄流」の極意が詰まった珠玉のコトノハ。今という時代を無駄なく、心豊かに生き抜くヒントが込められている。
番組公式WEBサイトより。

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