鳥インフルや口蹄疫

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気になる、食の鑑識家として気になる記事です。
一つは韓国の「口蹄疫」。
一般人はユンケル黄帝液と勘違いするでしょうが、
豚や牛の感染症です、口蹄疫って。
ひずめの有る動物がかかる伝染病ですが
ウイルスは鼠、猫、犬などが運ぶ事ができるそうです。
ヒトに感染した事例は無いようですが
いかんせん病原菌って常に変異しておりますから
この先凶暴化しない……とは言い切れませんね。
 そしてもう一つ、もっと気になる記事がこちら。
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「中国で鳥インフルエンザによる死者が21人」です。
鳥インフルを語る時に先ず押さえておかなきゃならない事がある。
加熱調理をすれば確実にインフルエンザウィルスは死滅する
このことです。これを頭に叩き込んでからお進みくださいまし。
中国の食文化を調べますと
活きたままの鳥類(鶏等)を買ってきて
自宅で調理することもあるようだ。
その時に使った俎板や包丁をよく洗わずに別料理に使ったら
インフルウィルスが他の食品に付着しますわな
さばいた鳥類をいくらしっかり加熱したところで
まな板、包丁、手、台所、他の道具類などの洗浄、消毒が
不十分だったらウィルスがお口から入ってしまう。
これが素人料理における食中毒の恐ろしさでしょう。
これら口蹄疫、鳥インフル問題から僕らは何を学ぶべきなのか?
いきなり飛躍するようですが
ジビエ、ジビエとはやし立てるだけではイカンぢゃろっ!
ということです。
増え続ける猪や鹿、野鳥などによる農作物荒らしを
鳥獣害と呼びます。
電気柵やネットで農作物を守っていますが
野生動物は増える一方なので、
捕獲した野生動物をジビエとして食べようという
動きが目立ってきております。
これはいい事なんですが相手は野生動物ですから
牛肉、豚肉のように牧場⇒食肉処理場⇒肉屋、スーパー
みたいな流通システムが無い。
衛生管理が徹底している家畜と違って
どんな病原菌を持ってるか?
どんな寄生虫がいるか?
よくワカラン野生動物を食用にするのですから
鳥インフルや口蹄疫以上の注意を払う必要が有る。
だから、「鳥獣害なんて、欧米みたいにジビエで
食べればいいじゃん、かっこいいし」
なんてノーテンキなことぢゃ
ないんですのよ。


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