日欧EPAと日本の荒廃農地の関係は?

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(上)資料①日本農業新聞1月4日「日欧EPA交渉再開…」
(下)資料②日本農業新聞1月5日「荒廃農地8000h増」

まずは1月4日の「日欧EPA」です
アメリカのトランプさんは「TPP、いち抜けた~」と
宣言してますからいくら安倍首相が
「TPP、国会通したんだもーん」と言っても
TPPは成立しそうも有りません
そのTPPの陰に隠れてあまり注目されなかったのが
日欧EPAなんですね。
これ、日本対EUの経済連携協定、つまり貿易のルール作りです。
記事を読むと分かりますが
日本に対しては乳製品や畜産物の関税をかけるな
EUに対しては自動車関連に関税をかけるな
と言うのが主な主張ですね。
TPPとの大きな違いは対象品目に「米」が入っていないという事。
だからこれまで日本国内ではあまり話題にされてこなかったのでしょうが
EUが日本に「輸入しろ」と主張している乳製品の拡大量って
日本国内消費量よりずっと多いんですと。
消費しきれないほどの乳製品を輸入しなきゃならなくなったら、
しかもとんでもない低価格で…となったら
国内の酪農家は太刀打ちできません。
タダでさえ採算割れギリギリでやってる酪農家は廃業に追い込まれるでしょう。

そこで次の資料1月5日「荒廃農地8000h増」です。
農業を続けられなくなって「耕作放置」した農地は
荒廃農地となります。「放置」されてから時間があまりたっていない場合は
再生も可能ですが、時間がたつと再生困難に陥ります。
現在その「再生困難」の方がどんどん増えていることが
この記事でわかります。
食糧生産できていた豊かな農地が農地としての再生が困難な荒れ地になっている。
世界中で食料がだぶついているのでしたら
まだしも、最近の気候変動などを見ますと
食糧不足に拍車がかかるのは目に見えています。
気候温暖なこの国で「荒廃農地」って……どーする?

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